先日小学二年&四年の子連れで三鷹の森ジブリ美術館へ行ってきました。
私も子供たちもジブリは大好きで、好きな映画は何度も繰り返し観ているのでとても期待して行きました。
今回は美術館の感想と帰りに寄った井の頭公園がとても楽しめたので紹介したいと思います。
チケット予約・購入についてはこちらの記事で紹介しています。
目次
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遅刻は厳禁!?入場時間について
当日の朝、バタバタしていて入場時間の10時に少し遅れそうになってしまいました。チケットには入場時間は10時~10時半までと記載があり、ネット情報だと大幅に遅刻した場合は入館できない場合があるらしいく、不安だったため念のため向かっている途中に一応連絡を入れました。
ジブリ美術館問い合わせ電話番号(9:00~18:00)
0570-055-777
電話をすると、入場時間の10時半に間に合わなかった場合でも、事前に電話連絡をしてある旨を伝えてくださいと言われたので、もし大幅に遅刻してしまいそうな場合は事前に電話連絡をしてきちんと理由を説明しておくと安心かもしれません。
三鷹駅から出てすぐにジブリイラストがたくさん描かれたバスが来ていたのですぐに乗ることができました。(片道大人210円、子供110円)
到着!外観、フイルムチケットについて
ネット情報で調べていたのでそれほど大きい美術館でないとは知っていましたが、それでもこじんまりに感じました。とても天気がよかったので建物の可愛さが引き立っていて、屋上に立つロボット兵の姿が遠くに見えたりしてテンションがあがりました。
入口についた時間は10時10分すぎだったのですが、まだ入場を待つ人の列が2、30人は並んでいたので、それほど急ぐ必要はなかったのかも?という印象でした。
入場時はチケットの転売防止のため、チケット購入者の身分証明書の提示が必要です。この作業で入場に時間がかかっている印象です。
入場してすぐ美術館のパンフレットとフイルムチケットが人数分もらえます。
こちらは実際に映画館で使用されたフィルムをチケットにしているらしく、全く同じチケットがないそうでとても貴重です。
肉眼ではなかなか確認しづらいですが、日のあたる方向に向けてスマホ撮影→拡大してみると鮮明に見えますよ~
映像展示室「土星座」
入場時にもらえるフイルムチケットは地下1階にある映像展示室「土星座」で上映されている短編アニメーションの鑑賞チケットになっています。(鑑賞は一人一回)
ちょうど行ったときにすぐ次の上映が始まる時間だったので、最初に「土星座」に行きました。収容人数は約80人とのことでこじんまりとした劇場にベンチが並んでいました。
上映作品は『毛虫のボロ』という15分くらいのアニメーションでした。短編でもジブリの世界観がたっぷりつまっていてとっても楽しいアニメだったので、子供たちも大喜び。すっかりボロ可愛い~!!とファンになってしまっていました。
内容は秘密にしておきますが、音声が最初から最後まで独特で最後に驚かされました。もう一回見たい!と思ったけど、一人一回までなんですよね・・・残念。
各展示室見学
館内はそれほど広さがないので、地図などを確認せず子供たちが目についたところをランダムに見学していきました。ジブリ作品ができるまでの貴重な資料が所狭しと展示されていて、子供たちも知っているシーンを見つけては盛り上がっていました。
地下の展示室『動きはじめの部屋』では何枚もの絵を動かしてアニメーションを作っているという仕組みがいろんな形で展示されていて、とても興味深かったです。
建物の窓あらゆるところにジブリ作品に出てくるキャラクターのステンドグラスがあり、綺麗でとても素敵でした。
ネコバスルーム
屋上庭園へ向かう階段の手前にネコバスルームがありました。
この日はさほど混雑しておらず、子供たちは少し待ってすぐに次の回で入れてもらえました。巨大なネコバスのぬいぐるみが置いてあり、子供たちはネコバスの中に入ったり上に乗っかったりして遊べます。ネコバスの中にはソフトボール大くらいのまっくろくろすけのぬいぐるみが大量に入っていました。
子供たちの感想を聞くと、ネコバスの中はすっごくふわっふわだそうでうらやましかった・・・小学6年生までしかネコバスに入れないそうです。残念。
だいたい15分~20分で交代の時間が来ました。この遊べる時間は混雑具合によって変わるようです。
ネコバスルームには常にスタッフの方が常駐しているようで、少し乱暴な子がいたりしても注意してくれるので小さい子も安心して遊べそうです。
屋上庭園へ
ネコバスルームから外へ出ると屋上庭園に続くらせん階段塔があります。
とても素敵なデザインの階段なのですが、結構幅が狭いので上る人と降りる人が交差するのもやっとな感じ・・・しかも結構急なので足の悪い人には厳しいかもしれません。
階段を登りきると開放的な庭園に出ることができ、すぐに大迫力のロボット兵に会えます。この日はとても天気がよかったので、綺麗にかっこよく見え、感動しました。
ロボット兵の他にラピュタに出てくる石碑もあります。
庭園は手入れされていない雑草のような草がボーボー生えていて、自然いっぱいな感じ(ラピュタの世界観かな?)でした。
思っていたより庭園は狭かったのですぐ見終わってしまいますが、唯一撮影できるスポットなので(館内は撮影禁止)写真撮影に夢中な人がたくさんいました。
屋上庭園から見た美術館↓
ミュージアムショップ『マンマユート』
最後にお土産を見に、『マンマユート』というショップへ。
ぐるっと見て回りましたが、商品は圧倒的にグッズが多く、お菓子の種類が少なかったのがとても残念でした。
お菓子は結構大きいクッキーの詰め合わせ缶と瓶に入った金太郎あめ、紅の豚に出てくる海賊キャラクターモチーフの巾着に入ったコイン型のチョコレートの三つのみ。
数人の友人にお菓子のお土産を買おうと思っていましたが、クッキー缶は大きすぎるし、飛行機で帰るのに飴の瓶は持ち運びに向かないし、巾着はマイナーキャラで可愛くないし・・・はっきり言って期待外れでした。
こちらのショップではお土産というより美術館を楽しんだ後自分への思い出に購入したい商品が多い印象です。娘は物色後さっそくボロの小さなぬいぐるみを見つけてきて買わされました(笑)
↓おしりから出ている輪っこをひっぱるとぶるぶるふるえる毛虫のボロ
カフェデッキ、カフェ『麦わら帽子』
最後にカフェデッキへ。
ベンチやテーブルが並べられていて、持参した食べ物や飲み物を食べられる他、奥にテイクアウトの飲み物や軽食が購入できるお店がありました。そのエリアとは別に入口があり、カフェ『麦わら帽子』がありました。
カフェ『麦わら帽子』へは並ばずに入れる雰囲気ではありましたが、入口でメニューを見せてもらうと普通にホットドッグやソフトクリームなどの軽食が販売されているだけでした。(使用されている食器などはジブリプリントで可愛いらしいですが・・・)
ここにしかない美術館だからこそ、トトロモチーフのパンケーキくらいは期待していたのですが・・・普通のメニューならわざわざここで食べることもないか~と思ってしまい、結局カフェデッキでソフトクリームを食べて、ランチは他でとることにしました。
滞在時間は?
ここまでの滞在時間は約二時間。
ネコバスで遊ぶための待ち時間はありませんでしたが、ミニシアター鑑賞、ネコバスルームで遊び、展示室、ショップもゆっくり見た後ソフトクリームを食べ・・・二時間で十分楽しめました。
ジブリ大ファンの大人ならもっとゆっくりとジブリの世界に浸りながら楽しむと思いますが、子供の見たいペースで回ってきたので、小学生の子連れだとこのくらいでちょうどいい時間だったのかな~と思います。
井の頭公園を通って吉祥寺駅から帰路へ
帰りはゆっくり歩き、井の頭公園方面から吉祥寺駅へ向かいました。美術館を出てすぐに地図があったので道はわかりやすかったです。
井の頭公園の中には『井の頭自然文化園』という有料の動物園があり、途中こちらも見学しました。(大人400円 小学生無料)
ちょっと見学するつもりだったのですが、動物園の展示エリアと少し離れたところに水生物園もあり、かなり広大で動物の種類も多く、予想外に楽しめました。
開園時間 午前9時半~午後5時
水生物園を出た後、有名な井の頭公園のボードを楽しみ、名物の三福だんごを食べた後、吉祥寺駅から帰路につきました。
まとめ
ジブリ美術館は全体がアトリエのような雰囲気になっていて、ジブリの世界観に入ってゆっくりと楽しむことができました。
子供たちは『毛虫のボロ』がとても面白かったらしく、何度も観れないのが本当に残念です。
ずっと来てみたかった美術館なので来れてよかった!と思いますが、都心から遠く、移動にとてもかかったなぁという印象・・・でも帰りに井の頭公園も満喫できたので、遠くまで来た甲斐があったなぁと思えました。
トトロのいる入口↓
お天気が良ければ井の頭公園も満喫するコース、とてもおすすめなのでこれから美術館を訪れる方の参考になればと思います。
おまけ
マンマユートで購入したカオナシ靴下が大好評でした。
フリーサイズと表記されているのですが、かかとがないタイプで主人が履いてみたところ小さかったので子供用になりました(笑)
もう一足買っておけばよかったな~!!