昨年末、子供たちのスキー特訓のためゲレンデへ行って来ました。
少し練習して休憩した後、最後は頑張って頂上から降りてこよう!と家族四人でリフトに乗ったのですが、頂上でふと気が付くとウェアのポケットが開いていて・・・『携帯がない!!』
休憩時まではあったのでゲレンデで落としたのは間違いなかったのですが、忘れ物にも届いておらず・・・いまだに見つかっていません。
そんな今回のつらい出来事からその後の対処方法と学んだことをまとめました。。。
目次
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iPhone紛失後、最初にした行動
紛失に気付いて最初にした行動は、契約していたSoftbankへ連絡し、悪用防止のため使用していた電話番号の停止を申し込みました。幸い画面ロックの設定はしてあったので、持ち去られてもすぐに悪用には至らないとは思っていましたが・・・
この時困ったのがマイソフトバンクの暗証番号がわからなかったこと。
電話機操作で聞かれるのですが、暗証番号を3回間違えてスタッフへつながれました。この電話口で停止はしてくれましたが暗証番号は教えてもらえず、はがきで郵送してもらうかショップへ行って問い合わせしないと教えてもらえないそうです。
次にゲレンデで拾って届けてくれる心優しい人がいることを願って、スキー場のカウンターへiPhoneを落とした旨を伝え、見つかったら連絡をもらえるように連絡先を伝えました。
翌日Softbankショップにて相談
紛失したiPhone6sの前に使用していた古いiPhone6が家にあったので、これを使えば万事OK!と思い、Softbankショップへ持って行ったところ、Softbankへ乗り換える前のauで使用していたiPhoneだったので、SoftbankのSIMカードが対応しないとのこと!
※SIMカードとはID番号や携帯番号など加入者の情報が記録されているカード
よく聞くSIMロックとは、端末が特定の通信会社のSIMカードしか使用できないようになっていることを言うらしく、このしばりがない状態をSIMフリーというらしいです。(こんなことも知らなかった・・・)
このような状態だったため、SoftbankのiPhoneを新しく用意する必要がありました・・・(T_T)
紛失したiPhoneはまだ機種代金の支払いが残っていたので、新しい機種はあきらめて取り急ぎGEOで中古のSoftbank対応iPhone6s(64GB)を購入しました。(中古品状態がBランクで23,000円でした)
中古携帯へ再設定
SoftbankショップにてSIMカードを再発行してもらい(事務手数料3,240円)、このカードを中古のiPhoneに入れ、〔設定〕→〔一般〕→〔プロファイル〕→〔一括設定〕を選択すると電話番号やメールアドレスなどの情報は無事引き継ぐことができました。
利用していたアプリの移行
とにかく連絡の手段として主に使っているLINEが復活できれば一安心なので、LINEアプリをインストールしましたが、パスワード等がわからず青くなりました・・・
しかし、インストール時にFacebookからのログインという項目があり、運よくFacebookのログインID・パスワードは覚えていたので無事引き継ぐことができました!よかった~!!!
そのほかショップなどのアプリもFacebookと連携していたものが多く、Facebookにログインできたおかげで情報を引き継ぐことができました!
iCloudからの復元
LINEの復元が無事すんだことで一安心し、数日たったころに友人から『iCloudに自動保存されているデータを復元したら写真とかも残ってるんじゃない!?』と言われ、iCloudの復元方法について調べたところ、復元するには復元先のiPhone(新しいiPhone)の初期化を行ってからでないと復元できないことがわかりました。
中古携帯を数日使用していましたがどうも充電の状態が悪く、ちょうど乗り換えでiPhone8機種代無料キャンペーンを行っていたのでSoftbankからDocomoへ乗り換えて新しいiPhoneを手に入れました。
そこで、iCloudの復元を真っ先にやってみたんです。
するとなんと直前まで使用していたiPhone6s(中古iPhone)とほぼ同じ状態に復元できました!ほぼ同じ状態というのは、インストールしていたアプリもすべて入っており、アプリの画面上の配置までそっくりそのまま!!びっくりしました。
各アプリは一度起動やログインを行えば新しいiPhoneへ移行が完了します。中古携帯に移行するときに行った一括設定はしなくてもすでにメールの設定なども完了した状態に戻っていました。
iPhoneの設定でiCloudの自動バックアップをONにしておけば毎晩自動でバックアップされているので、前日の夜バックアップされた状態と同じく設定されたことになります。
・・・と、ここで気づいたのですが、中古携帯を購入して新しくバックアップが行われる前にすぐiCloudの復元をやっておけば、紛失したiPhoneの情報(写真や動画なども!)を取り戻せた可能性が大きかった!!
・・・時すでに遅しでしたが・・・
助かったこと
今回の不運な出来事の中でもこれがあって助かった!というものが以下です。
・Facebookを利用していたこと
・Gmailを利用していたこと(Googleのアカウントを管理していたこと)
・機種変更前のiphoneが家にあったこと
Facebookのログインが行えたことで、LINEの引き継ぎができたことは本当に大きかったです。最近のアプリではFacebookやLINEと連携できるアプリがたくさんあるので、これを行っておけばユーザー情報が簡単に引き継げるので連携しておくべきと思いました。
Googleのアカウントを管理してGmailを利用していたので、通信会社を変更してもあらゆる登録情報のメールの宛先をいちいち変更することもありませんでした。
iPhoneを紛失したことにより電話帳のデータがすべて消えてしまいましたが、以前使用していたiPhoneに約二年前まで使用していた電話帳データが残っていたので、これをDocomoショップにあるDOCOPY(ドコピー)という専用端末を利用して移行できました。
今後気を付けようと思ったこと
・iPhoneの機種変更をするときはまず最初にiCloudの復元を試してみる
今回は数日後に復元を行ってしまったため、紛失したiPhoneの情報を復元することができませんでしたが、新機種になってすぐに復元を行っていればiCloudに自動保存されていた情報を引き継ぐことができたので、後の祭りではありますがこれも勉強になりました。※ただしデータ量によってはiCloudにすべての情報がバックアップされていない場合もありますので注意!
・写真や動画は必ずバックアップを取っておく
iphoneの場合iCloudを利用してバックアップを取れますが、容量がすぐにいっぱいになってしまうため、Googleフォトというアプリをインストールして大事な写真はパソコンにもバックアップしておくように設定を行いました。
・様々なサイトやアプリへ登録する際は必ずノートにユーザー名や会員ID、パスワードを控えておく
私はiphoneが無くなることなど考えたこともなかったので、サイトやアプリのパスワードは携帯にメモしていたのでした・・・メモが全くの無駄ですよね・・・
・設定の『iPhoneを探す』をONにしておく
今回は紛失したのがゲレンデだったのでこの機能を役立てることはできませんでしたが、どこでなくしたかわからない場合は『iPhoneを探す』がONになっていればGPSでiPhoneのおおよその場所を特定することができるので必ず設定しておくことをおすすめします。
まとめ
私は今までiPhoneを壊したりなくしたりしたことがなく、全く初めての経験だったのですが、携帯電話を無くすというのはお財布をなくすのと同等、またはそれ以上のダメージでした・・・
今後二度目はないように絶対に気をつけようとは思っていますが、もしものために備えることも大切なので、今回学んだことを生かして日々備えていこうと思っています。
携帯の紛失・故障で困っている方の参考になって、少しでも助けになりますように。
皆さんも大切な携帯電話、紛失や故障にはくれぐれもお気をつけください。