http://sosmother.com/ おねしょは治る!~小学生息子の夜尿症治療開始から完治まで2年8か月の治療記録

おねしょは治る!~小学生息子の夜尿症治療開始から完治まで2年8か月の治療記録

うちの現在三年生の息子ですが、夜尿症治療を行っておねしょが完治しました!

同じように夜尿症治療を続けている方や治療を考えている方の参考になればと思いますので、どのように治療が進み、完治まで至ったのかを紹介したいと思います。

夜尿症について一般的な症状と対策は以下の記事で紹介しています↓

おねしょと夜尿症の違いとは?「夜尿症」の症状と対策

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泌尿器科受診のきっかけ

息子はトイレトレーニングを早くから取り組んで3歳になる前には日中のオムツは卒業していました。昼間もらすこともなく順調だったのですが、夜は幼稚園年中になってからも毎日おねしょの日々・・・

そんな状態だったので、2歳下の妹と一緒に夜のオムツは毎日履いた状態で寝かせていました。しかしだんだんと妹のオムツが濡れることが少なくなって、自然と妹はおねしょがなくなりました。それでも息子のオムツは毎日パンパンに濡れているのです。

これはちょっとおかしいかな・・・?と思い始め、同じ幼稚園のお母さんたちに聞いても「時々まだもらすから夜はオムツ履かせてるよ~」という話はちらほらありましたが、息子のように毎日オムツがパンパンという話は聞きませんでした・・・

そこで定期受診で小児科へ行ったときに先生におねしょの現状を相談してみました。

すると、「心配だったら病院紹介してあげるから一度受診してみるといいよ」と言ってくださり、夜尿症治療を積極的に行っている泌尿器科を受診することになりました。

泌尿器科初回受診での内容

息子が年中の春休み(5歳)に初めて泌尿器科へ行きました。初回の受診内容は以下です。

カウンセリング(問診)

尿検査

レントゲン

ダイアリーの説明(おねしょの有無・程度などを毎日記入)

生活習慣指導(規則正しい生活・夜の水分摂取を控える・寝る前にトイレに行く等)

家での尿摂取検査説明(膀胱の大きさを測るためにギリギリまで我慢した後の尿を摂取して次回受診時に持参するという内容)

尿検査、レントゲンの結果、身体的な異常は見つからないので、まずは生活習慣の改善を試みることと、おねしょの状態を把握するために毎日ダイアリーを記入することになりました。

おねしょしなかった日はシールを貼れるようになっていて、可愛いシールがついています。

生活習慣に気を付けてすごし、ダイアリーをつけて二週間後に様子を報告してほしいということで今回の受診は終了しました。

先生には「おねしょは病気じゃないので必ず治る。でも少し遅れているのは事実なので、一年生になる前に治療を始められるし、ちょうどいい時期に受診したね」と言われました。

二週間の間、ダイアリーを記入しましたが本当に毎朝オムツがパンパンに濡れていて、一日も漏らさない日がありませんでした。先生に言われたとおり夜の水分を控えるようにしていたのですがこの二週間は全く変化がないまま過ぎました。

二回目受診で治療の方向を決定

家で摂取した尿を提出し、二週間記入したダイアリーを先生に見せた結果、膀胱の大きさは年相応とのことでおそらく『夜の尿量が多いタイプ』と診断されました。

夜の尿量が多い原因としては夜の尿量を少なくするホルモンの働き不足があるそうです。息子の場合、このホルモンの分泌が不足しているようなので、分泌を促す治療薬を飲んでみることになりました。

身体にあわず副作用が出たりしないか確認するため、今回は10日分処方されました。

『ミニリンメルトOD錠』120μg

一番大切なのは生活習慣の改善なので、意識して過ごすこと、ダイアリー記入の継続に薬を加えて10日後にまた受診するよう言われました。

生活習慣で気を付けたこと

水分摂取量の調整

午前中はたくさん水分を取らせますが、午後から水分を取るときはなるべく少量におさえました。おやつの時間いつも牛乳を飲みたがっていましたがコップ半分だけと決め、夕飯時のお茶はなし。

塩分を控える

食事の塩分を控えめにし、大人はしょう油や塩を足して食べるようにしました。夕飯の味噌汁は具材のみ食べて汁は残させるようにしました。

規則正しい生活

起床時間・就寝時間をきちんと守って生活させました。

トイレの習慣づけ

寝る前に必ずトイレへ行くという習慣を身につけさせました。



『ミニリンメルトOD錠』について

効能

夜の尿量を抑えるホルモン『バソプレシン』と同じような作用があります。

形状

小さく薄いラムネのような形状で、すごく軽くて発泡スチロールのような感じもします。

飲み方

すぐに溶けるので水なしで舌の下に挟んで飲みます。

無味・無臭なので子供も嫌がらずに飲めました。

副作用

過剰な水分が身体に溜まる水中毒になる場合があるので、水分摂取量に気を付けるようにと言われました。いつもと違う異常が現れないかをしっかり観察することも重要です。

三回目の受診、その後は毎回長期休みに受診

10日間、先生の指導通りに生活に気をつけて薬を飲み、再び受診しました。すぐに結果が出るとも思いませんでしたがダイアリーに変化は全く現れませんでした・・・

副作用は特に現れなかったので、薬を三か月分に増やし、しばらく継続することになりました。

息子は年長になり、長期休み(春・夏・冬休み)に受診できるようにと先生が薬の量を調整して処方してくれるようになりました。

薬を飲み続けて半年くらいたったころに、やっと一週間に一回おねしょしていない日がちらほら出てくるようになりました!しかしそれからもおねしょしない日が2日、3日と劇的に増えることもなく、結果は停滞していました。

『ミニリンメルトOD錠』120μg→240μgへ

年長の冬休みに受診した際、結果の停滞をみて、先生は薬が効いてきてはいるようなので、今までの薬の量を増やした240μgへの変更を提案してくれました。

薬の値段は倍になりましたが、効果を期待するために処方してもらいました。

薬を変更した結果、二か月ほどで効果が!

240μgを飲み始めて二か月ほどたった頃から、おねしょの回数が一週間に3、4回に減ってきました!ダイアリーにもところどころにシールが貼れるようになり、本人も嬉しそうでした。

その後もまた春休みに受診し、また240μgを処方してもらい、生活改善と投薬治療を継続していきました。

少しずつ少しずつおねしょの回数は減っていきました。そして一年生の秋には二週間に一回程度しかおねしょしなくなりました!

夏休みに受診した際に先生から「薬に促されて成長と共に自分の持っている抗利尿ホルモンも働き始めているようだから、薬を120μgに戻そう」という指示がありました。しかしこれでまたもとに戻ってしまいおねしょの回数が増えるケースもあるとのことで、今回は二か月のみ処方されました。

120μgに戻しての二か月もおねしょの日数は増えることはなく、順調に良くなっていきました。

そして一年生の冬休みに再び受診、120μgを二か月分処方されましたがこれが最後の薬となりました!

一年生の春休みにオムツ&薬を卒業!!

一年生の冬休み終盤あたりには、ほとんどおねしょがなくなりました!それでも本人は心配だったのかオムツをつけて寝たがりました。

しかし三学期中ずっと朝オムツが濡れていない状態が続き、自分から薬をやめてみる!と言い出し実践したところ、これでもおねしょする日は一日もありませんでした。

そしてとうとう春休みに本人の意思でオムツも卒業となりました!!

治療にかかった日数と金額は・・・

治療に要した日数は幼稚園年中の後半から一年生の後半までの約二年と八カ月

処方された薬

120μg→約270日分(九か月)

240μg→約600日分(一年と七か月)

120μg→約120日分(四か月)

処方された薬の金額はひと月平均約3400円、全期間合計で11万円弱かかりました。

まとめ

治療にかかった金額を合計するとすごい金額で驚きました・・・しかし治療は受けてよかったと思っています!

息子の幼稚園はお泊り会がなくよかったのですが、入学してから仲良しのお友達にお泊りのお誘いを受けても自分で自信がなく、断ることもありました。成長するにつれて『おねしょは幼稚で恥ずかしいこと』と認識してきてしまうので、やはりいろんな精神面での自信喪失につながっていくと思います。

恐らく治療を受けていなくても成長と共にだんだんと治っていったとは思いますが、子供の精神面を考えると治療を受けて少しでも早くおねしょを治してあげ、自信を持って生活できるようにサポートしてあげるのは大切だと思います。

薬を飲むことをやめてから現在まで、息子のおねしょはただの一度もありません。水分を少し取りすぎた日も夜中に尿意で目が覚めるようになり、トイレに行くようになりました。

長い治療の日々でしたが、本当に治ってよかったです!

もしおねしょでお悩みの方がいたら、とにかく一度専門の病院を受診されることをお勧めします。

おねしょとの長い戦いで編み出した秘策は下記の記事で紹介しています↓

子供のおねしょ対策~対策を万全にしてイライラしないでつき合おう!