http://sosmother.com/ おねしょと夜尿症の違いとは?「夜尿症」の症状と対策

おねしょと夜尿症の違いとは?「夜尿症」の症状と対策

赤ちゃんの頃からみんな当たり前にしてきたおねしょ。成長と共に自然になくなる現象なのですが、これがいつまでも続くと『夜尿症』と呼ばれます。

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夜尿症の症状

一般に5歳を過ぎても月に数回以上おねしょが続く場合に『夜尿症』と診断されます。

『夜尿症』は5歳で5人に1人(約20%)、小学校高学年(10歳)で20人に1人(約5%)くらいにみられる症状です。

夜尿症の原因

おねしょは夜寝ている間につくられる尿量と膀胱の大きさのバランスがうまくとれていない場合に起こり、主な要因は二種類に分けられます。

①夜間につくられる尿量が多い場合

②膀胱が小さい場合

さらに①の原因として夜の尿量を抑えるホルモン「抗利尿ホルモン(バソプレシン)」の分泌量が不足していることがあります。

このほかには精神的ストレスや睡眠リズム、身体的な(泌尿器)異常(などが原因になる場合もあります。

専門の泌尿器科を受診

まずは夜尿症治療を行っている専門の泌尿器科を受診しましょう。

初診でまずはカウンセリングを受け、生活習慣でおねしょにつながる原因がないかを確かめます。

その他尿検査、レントゲン検査が行われます。尿検査によって膀胱炎などの膀胱の病気がないかがわかり、レントゲンでは膀胱の大きさや骨盤あたりの骨格を調べます。(骨盤の形状によって膀胱の働きに影響を与えている場合があります)

その後自宅で膀胱の最大許容量を測るため、日中限界まで我慢した後の尿を全量摂取し、病院へ提出します。

治療方法

腎臓や骨格に問題がない場合、治療法は以下になります。

生活改善

規則正しい生活をする

夕食時間を早めにし、夕食後から寝るまでの時間を2~3時間あけるようにします。

夜寝る前に必ずトイレに行く

習慣つけをすることが大切です。

夜の水分摂取を控える

夕食から就寝までは多くてもコップ一杯程度に抑えましょう。

塩分を控える

塩分を取りすぎると喉が渇き、水分の取りすぎにつながります。

就寝時に冷えないようにする

身体が冷えると膀胱が縮小してためられる尿量が少なくなります。温かい恰好で寝るようにしましょう。

生活習慣のダイアリーを毎日記入し、生活習慣を見直す

ダイアリーにはおねしょの有無・おねしょ時尿量の程度・水分の調整ができたかチェックなどの項目を記入します。毎回受診時に先生の治療の判断材料になるため提出します。

薬物療法

治療の基本はあくまで生活改善ですが、それでも効果が表れなかった場合に薬物療法を受けることになります。夜尿症のタイプにより、薬の種類を使い分けたり併用して行いますので受診している先生の判断におまかせしましょう。

・抗利尿ホルモン薬~夜の尿量を減らす働きをするホルモン(バソプレシン)を同じような作用があります。

・抗コリン薬~膀胱の緊張を取り、収縮をおさえて尿をためやすくする作用があります。

・三環系抗うつ薬~上記の薬剤で効果が得られなかった場合に使われることがあります。

アラーム療法

就寝時にパンツにセンサーをつけます。パンツが濡れるとアラーム(バイブレーション)がなり、子供を起こすしくみです。この療法を続けることで睡眠中の膀胱容量が増え、より多くの尿をためられるようになると考えられています。

アラーム療法は少なくとも6週間以上継続、平均三カ月くらい続けて効果をみます。

まとめ

おねしょは性格や育て方は関係なく起こる、子供のよくある症状です。

いずれは自然に治る現象ではありますが、大きくなるにつれておねしょが原因で子供が自信をなくしたり、学校生活や精神面に影響を及ぼす恐れがあります。受診して正しい指導をうけることによって自然治癒よりも早く治してあげられるので、積極的に治療するべきだと思います。

大人になるまでずっとおねしょしている人はいません!親としては失敗を怒らず、他と比べて焦ったりせず、子供をはげまして本人の治したい!という気持ちを温かくサポートしてあげることが大切です。